解決方法は諦めて違うのを買うか、我慢して履き続けて足が適応し靴が伸びるのを待つくらいしか方法はありません。やはり買ったからには無駄にできないので我慢して履こうと頑張りましたが休日クライマーのため全然足ができず毎回激痛と戦いながら履きますが20分程度で限界がくるため一向に靴が伸びないのです。足も慣れない、靴も伸びない、しかも痛いと心が折れかけましたが少し解決策が見つかりました。それは木製のシューキーパーで強制的に履いた状態にして靴を伸ばすと言う方法です。
この方法だと足の適応はありませんが履き続けて靴が伸びるまでの期間をかなり短縮することができそうです。ただこのシューキーパーは革靴に使うためのものなのでクライミングシューズに入れるにはかなり大変です。また価格も2,000円くらいして無理やり靴に入れるためシューキーパー自体が壊れることもあります。そのため家にシューキーパーがないので、このためだけに買うのももったいないので家にあるもので代用することにしました。
そこで家の中を探したら丁度良さそうなものがありました。
これは昔フリーカットの絨毯を買った時に絨毯を巻いていた棒(紙筒)です。絨毯を巻いていたものなので太く強度もあり、紙のため加工もしやすいです。これを短く切って靴に入れてシューキーパーの代わりにしようと思います。
今回はかなり丈夫な紙筒があったのですが普通はないと思うので他にも探してみたらサランラップの芯も硬さがあり使えそうでした。
まず自分の足のサイズよりも長めにカットします。筒の厚さはこのくらい必要だと思います。
次につま先部分が変に伸びないように先端の角を丸めます。
靴に入れてみて長さを確かめながら少しずつ切っていきます。かかとの方も入れやすいように少し潰します。
ちなみに買った靴はコブラの黄色です。
ギリギリ入る長さになったら入れて放置します。
上から見た感じです。
下が入っているもので上がなにもしていません。入っている方がつま先がピーンとしています。
入れた靴とない靴の比較です。左に筒が入っています。かなり伸びているのがわかります。
両方とも筒を入れしばらく放置します。
一週間以上は放置しました。筒を外して履いてみたところ正直痛いですが以前よりも長くは履けて力も入れやすかったです。靴の伸びも限界があるので継続して履いて慣らす必要はあります。
シューズを伸ばすにはやはり温度が高いほうがいいようで夏の方が伸びるのが早いと思います。冬は履く時点から硬く履きにくいですが夏はすぐに履けて痛さも少ないようです。冬場に伸ばす場合はストーブやこたつなどで温めた方が伸びやすいです。
攻めすぎた靴を完全に慣らすことはできませんが慣らす時間大幅に短縮することはできると思います。ただし筒の形状をうまく作らないと靴が変に伸びる可能性があるので試す場合は自己責任でお願いします。